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2008年3月12日 (水)

大家族の中の1人っ子

Photo_2

 私は1人っ子だが、生まれた時は9人家族だった。

祖父、祖母、父(父が長男のため、父の兄弟)

叔父2人、叔母2人、母、私。  合計9人だ。


私が成長するに従い、父の兄弟はそれぞれ結婚し
独立していった。
最後に残った末っ子の叔母も
私が小3の時に、結婚し家を出て行った。

自営もしており、忙しかったのだろう
とても小さな頃は、父や母と一緒にいられた
記憶はほとんど無い。


でも、いつも家の中には誰かがいて
いつも誰かが私と遊んでくれていた。

今日、母が入院した。

痴呆により、もう会話もかわせない母だが
それでも、日常生活を送っていてくれるだけで
心の支えになっている。

ショックで悪い風に考え過ぎているのかも
しれないが、気持ちが落ち着かない。

主人も仕事のため、今晩は帰らない。
夜の時間をひとり、ボーっと過ごす。

せっかく始めたのだから、blogでも書こうかなと
思うものの、何も浮かばない。

悲しいこと、辛いことは書きたくないし

でも、日記にまで、無理して明るく振舞うことに
何の意味があるのかな?
しばらく、休もうかなと、思い
ふと部屋をみまわしたら、この時計が目に入った。

実家からなんとなくもってきたものの
(もちろん、正常には動かない)
レトロすぎて、
家のインテリアには似合わないと思い、
目立たないところに置いておいた。

おじいちゃんの時計だ。

ネジを回してみる。


チクタク、チクタク(本当にこんな風に聞こえる)
鳴り始めるが、しばらく経つと止まってしまう。

こちらが視線をやると、又動き出すので
こわいくらいだ。

それを聞いているうちに、少し気持ちが落ち着く。

私が幼稚園に上がる前から

おじさんか、おばさん、はたまた
おじいちゃんか、誰だかわからないけれど
毎日、誰かしらの大きな手が
この時計のネジをまき、目覚ましをあわせていた。

この時計を見ていると、
まわりにたくさん大人がいて、
賑やかだった家の中を思い出す。

みんなにかわいがってもらって
安心しきっていた。

うん!きっと悪いようにはならないよ。

50年近く経つであろうおじいちゃんの時計が
いまだ動くのは、

きっと、いまだに
おじいちゃんが見守っていてくれていることを
伝えるメッセージだから。



時計としばらく、にらめっこをする。



そろそろ、寝ようかな。





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