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2008年4月12日 (土)

第3回 私の古民家ビフォーアフター実例 ~父との戦い~

第2回 私の古民家ビフォーアフター実例 より続く
カテゴリー 『古民家ビフォーアフター』で読めます。



物の処分は父との戦いでもある。


父ももちろん、
物を捨てることを嫌ってきた人間であったのだから
考えてみれば、当然のことであった。

今まで、何度も物を処分しようと、説得してきた。
重なる説得に、うなずきながらも
いざ、行動に移そうとする度、父の懇願が始まる。


父「俺の服は、着ているのだから捨てないでくれ。」
私「だって、押入れの奥から出てきて、穴も開いてるよ。」
父「いいや、さっきまでこれは着ていたものだ」

 (父のいない隙に捨てる→父忘れる)

父「お母さんのものを捨てるとかわいそうだ」
私「お母さんには、もうこの服は重過ぎるよ。
  もっと、軽い服を買ってあげればいいよ」

 (この件については、何もいわなくなった)

父「誰か欲しい人がいるかもしれない」
私「こんな汚いもの、誰もほしがらないよ」
父「いや、いる」
私「だったら、今すぐ連れてきて」
父「今すぐにはいなくても、10年後くらいにはいるかもしれない」

 (私、飽きれるが、一種このでまかせに感心する。)

私「どうして、これ(木炭だった)捨てないの?」
父「そういえば、どうしてだろうな?
  おじいちゃんが生きていた頃からあるな。
  せっかくだから、そのまま置いておけ」
私「置いておいて、誰が片付けるの?
  結局、私がやることになるから、
  今こうして片付けてるんでしょう?」
父「俺が気が向いたら片付けるからいい」
私「それじゃあ、いつになるか、わからないね」

 (即、ゴミ箱行きとなる)

あーいえば、こーいうの見本である。

留守番をしているから、
父を遊びに行ってこいと追い出し、
父のものはパッと見、分からないように、少しずつ処分する。
紙袋にいれて、表からは分からないように
捨てることもある。

しかし、次に実家にいった時
詰めたはずのものが、
父の手によってゴミ袋から再度、取り出され、
空いたはずの空間に置かれていることもある。

まるっきり、イタチごっこである。

父にとっては、許せぬ侵略者であるのだろうが
私も心を鬼にして、悪人をやっているのである。

「私にだって、お母さんの服には、思い出がある。
勝手に人のものに手をつけてしまっていいのだろうか?
まだ、使えるかもしれないのに・・・」

複雑な思いが胸中駆け巡るが、
感情に浸る前に、作業に徹しないと
いつまでたっても、モノは減らない。(そうだ、頑張らなければ)
ふと、気づくと、詰め終わったはずのゴミ袋から
又、不用品の選別をしていることなどもある。

不用品を捨てるだけで、父はこの騒ぎだ。
この上、家を直すとなったら、
どんな父の反対が始まるのだろうか?
それを考えると、今からため息がもれてしまう。

次回つづく
(不定期、大体週1で連載予定です)
カテゴリー 『古民家ビフォーアフター』で読めます。

第4回 私の古民家ビフォーアフター ~どうしても書けないこと~
につづく

父の物忘れが激しくなり、振り回された1週間だった。

保険証がないというので、家中探し回り、
ようやく見つかったので、
私が預かることにし、家に持ち帰ると
「すぐ、持ってきてくれ」と毎日抗議の電話が入る。
もう、万が一失くしたとしても、
再発行してもらうしかないと諦める。

他、病院、介護施設、市役所など、
色々相談に行き、家の片付けはする気になれず

4月10日 ゴミ大4 危険物1 に留まる。

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コメント

引き続き、ご実家の片付けお疲れ様です。
持ち物の処分に関しては、人それぞれの思いが伴うので一筋縄ではいかず、なかなか大変ですね!
まだまだ時間がかかりそうですが、コツコツと頑張って下さいね!

↓のアンティーク話も楽しみにしていますよ~♪

投稿: mana | 2008年4月14日 (月) 16時45分

manaさん!ありがとうございます。
今はまだ
「明らかにいらないもの」
「使えないもの」を
先に捨てている段階だからいいのですが、
そのうち「今まで捨てたくなかったもの」に移る時がやってくるので
そうなったら、悩みまくりです~。
でも、いずれは終わる日はやってくるでしょう?!

投稿: にゃにゃ | 2008年4月14日 (月) 17時45分

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