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2008年11月12日 (水)

字の下手な人からのお願い ~アンティークカードに寄せて~

Photo_10

結構、箱好きなのかもしれない

昨日は、布で作った箱でした。
(→    久しぶりに古いものを買った )

(他 → プチドリーム箱化計画 )


今日は、市販の木の箱をペイントし
切り抜いた紙を張っただけの
簡単ボックスなのだけれど

中身は濃い~い。




『コレクターになるのは、止めよう。』

今まで何度も、
色々な物にハマリ、
そのたび、コレクションを揃えることに
夢中になってきた。

その結果。。。。


その波が去った後の
モノの置き場所を考えると、
もう、どんなものでも、コレクションするのはやめようと、
さすがの私も懲りていた。



でも、これだけは、
集めようと思ったわけではないのに
いつのまにか、集まってきている


箱の中身   じゃ~~ん。
        ↓



Photo_11


アンティークのポストカードたち。
別にもう1箱ある。



たかがカードであるが

めずらしい柄は
 

(特にエンジェルがついていると高値)

なんと
1枚7000~8000円くらい

安いもので1500円くらい。

平均、3000円前後のものが多いであろうか



費やした金額の事は、考えたくもない。

(たかが、紙一枚。
 でも、欲しくなるのは何故だろう???)



そして、もちろん、未使用のモノのほうが
価値はあり、値段も高くなるのだが
私は、断然 
使用してあるハガキのほうが良い!


でも、使用済みと未使用品
持っているのは、未使用のほうが多いかな。


中には、表より(厳密には多分裏)
美しいものもある。



これなんて、どう?

Photo


結構、上手なほう。

お店の人がお話していたが
この時代はやっぱり、
美しい字を書くことが教養、ステイタスだったそうで
字の練習はたくさんしたそうな。



一番、素敵だったのはこの人。

Photo_2

インク自体も、鉛筆に近い色というか
普通のペンの色より、シルバーに近い色で書かれている。



ポストカードを見始めるといつも
私は遠いところへ旅立ってしまう。

大体こういったカードは、
大体1900年初頭のものが多い


100年以上は経っている。


誰かに当てたメッセージ。
受け取った人も、送った人ももう、確実に
生きてはいない。

それなのに、このカードをながめていると
書いた人のペンをもつ横顔、
当時の部屋の様子まで
浮かんでくるような気がする。

(その手の才能があるわけではないので
 浮かんでくるような 気 がするだけで
 本当に映像を受け取ることは皆無ではあるが)

あて名を見ているだけで、しばらくは遊べる。


あっ、こんなヘタクソ?な人もいるよ。

Photo_3

これは、読めない。
読めないのは、
私が英語がわからないせいじゃないもん。
読みずらいからだもん。

と、言い訳できそうな人。
親近感湧くなぁ~~

よく、アンティーク好きな人が言うが
『年代、国を飛び越えて
 そのものが自分の部屋にあることが不思議だ』
というが、本当にそう思う。


100年前の人よ!
もしかしたら、
会えぬ恋人にあて
愛しい恋心を溢れるほどの情熱で、したため
涙をインクに溶かし
書かれたハガキかもしれない。


字が下手といわれた人よ!
もしかしたら、
年老いた母親が
都会に離れ住む娘を心配して
震える手を懸命に抑え、やさしい気持ちをこめて
書かれたハガキかもしれない。


そして、一番素敵な文字の方よ!

もしかしたら
没落しかけた家を救うために、泣く泣く
政略結婚をしなくてはならぬ相手に向けて
ご機嫌を伺うために
社交辞令的なハガキを書いたのかもしれない。

あぁ~~~、よかった。
私、英語が堪能でなくて。


いくらでも、楽しめる。



しかし、もし万が一、遠い将来
私が過去、友達などに書いた絵葉書が
何かの偶然で、ずっと現存し続け
販売の波に乗ってしまう という事態が起こったら
お願いですから、
日本語のわからない人のところへ
渡ってくださいますように


切実にお願いします。


今度から、
アンティークのハガキを見るときは、
このことを思い出して、
いちいち、お願いすることにします。

それとも、ここで
他人のカードを「へたくそだねぇ~」と
あくまでも、ほほえましく
笑った報いを受ける日はくるのでしょうか?


でも、私本人が
読まれたことを知る日はないから、
まぁ、お互い様。
良しとしよう。

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コメント

にゃにゃさん すごいねえ
このポストカードの数 感心!
もっと驚いたのは その価格?
うちでは 洋風アンティーク店のほうで ポストカードとか クリスマスカード コースターなど古くてステキなもの <おまけ>です 
夫が おかいあげ下さった方に サービスしてます
どうして そんなお値段がつくのですかね?
ビール1本 3000円っていう感じ・・・

投稿: うたちゃんの店 | 2008年11月12日 (水) 23時09分

うたちゃんさん、こんにちわ~
知らないうちにポストカードは
たまっていってしまいました。
美術館などに行っては、現行品も買うので、
ダンボール一箱分くらいは持ってるかもしれません。
でも、まだまだ、欲しい。

本当に、うたちゃんさんちが、もうちょっと近ければね。
今すぐ行って、買い占めるのに。。。
1枚、7~8000円するお店はね、
さすがに「ちょっと高すぎる」って思うけど、
そのお値段だけあって
マニア向けの柄で状態のいいもの揃えてるのよ~。
(柄によって随分、値段が違う。)
いつもかなりの覚悟をもって購入してます。

投稿: にゃにゃ | 2008年11月13日 (木) 11時02分

にゃにゃさんの手にかかると木の箱も
こんなにアンティーク風なボックスに大変身なんですね~♪
さっすが~ヽ(^o^)丿
ところで、ところで・・・
すごい高価なポストカードが山積みですね!!
一枚7千円もするのってあるんですかー!
驚きだけど・・・古いものって一期一会だからね。
そういう私もアンティークのポストカード、結構あります(^^)ププッ
私は切手とはっきりした消印があると、
これまたジーンときてしまいます。
昔の紙ものって、手を抜いてないというか・・・
まさに芸術作品ですよね♪

投稿: エイボン | 2008年11月13日 (木) 16時35分

こういうアンティークのカードが売られていることも知らなかったし、何よりも、使用済みのハガキまで売られているということに驚きが隠せません。びっくりです。

ほんと、文字がいろんなことを想像させてくれて素敵ですね。私も英語ができないので、にゃにゃさんのようにいろんな想像を膨らまして絵葉書をいつまでも見つめてしまうかも。

それにしても自分が何気に書いた絵ハガキが何百年後かに誰かの手に渡り保存されているなんてことがあり得るのかもしれないと思うと、今まで想像もしたことなかったのでロマンを感じてしまいました。
今度手紙を書くときはそんなことを頭のどこかで想像しながら、書いてみることにします。

しかしそのハガキは、にゃにゃさん同様、日本語がわからない人に渡ってほしいかずぴんでした(^^)

投稿: かずぴん | 2008年11月13日 (木) 17時37分

エイボンさんのカードも見たい!!
いつか紹介してね! lovely
私古いものの中では、
紙モノが一番好きかも知れないな~

1枚7000~8000円は高いよね。
だけどね、そういうカードは
色付けをね、職人さんが一枚一枚
手塗りしたものが多いんだ。
その染料も今では手に入らないモノかもしれないし、
そう思うと、ものすごい贅沢だよね。 heart04

投稿: にゃにゃ | 2008年11月13日 (木) 18時59分

かずぴんさん、こんばんわ~~

古いハガキの話は、今まで興味なかった方には、
マニアックですよね?
私は、こんな世界?で生きてます。。。bleah

かずぴんさんのマニアックな??
和菓子の紹介もリスペクトしてます。

その世界が好きな人から伺う詳しい情報は大好きです。

(でも、悲しいかな、
 私はあんまり和菓子は食べたことがない。
 パティシエケーキは大好きなんだけどね。
 今度、かずぴんさんの記事を拝見させて頂いて、
 これというものを試して見ます。) 

かずぴんさんのおっしゃる通り、
これからは、手紙は意識して書こうかな、と思うけど、
過去にどんなことを書いたのか
考え出すと恥ずかしいにゃにゃでした。
 

投稿: にゃにゃ | 2008年11月13日 (木) 19時17分

ハガキから当時のその方の人生を少しだけ想像させていただく、感動のドラマがあるような気がします。

投稿: ミヨチ | 2008年11月13日 (木) 21時42分

マニアックですね!ポストカードは集めてませんでしたが、そのような楽しみ方あるのですね。大変勉強になりました。
「カリグラフィー」美しい書き物の意があるそうで修道院の写本から発達しているそうです。日本の写経とよく似てますね。
僕はカリグラフィーに興味があっていつか習いたいと思っています。今はベルルッティーのカリグラフィーシリーズの鞄や靴に魅かれています。

投稿: ルイ | 2008年11月14日 (金) 06時35分

ミヨチさん、そうですよね~~

色々、想像することが、楽しいんですよね。
本当に、書いてあることが読めちゃったら
案外つまらないことが
書いてあるかもしれませんね。 bleah

投稿: にゃにゃ | 2008年11月14日 (金) 15時47分

へぇ~~、さすが sign01 ルイさん。
カリグラフィーのお話ありがとうございました。
おもしろいですね。
写経のようなものなのですね。

私もカリグラフィーを始めたいと
道具をそろえたり、教則本を何冊か買ったことがありますが、何年もそのままでした。今を機会に始めるか・・・


(と、思うものの多分又、そのままの状態が、
何年も続くことでしょう。)

そして、ベルルッティ-!!
見てきましたよ。
以前、ルイさんが下ろせない勝負靴と
おっしゃったのは、この靴のことですか?

素晴らしい!!
私も、(これがカリグラフィーシリーズかな?)
文字の描かれたカード付札入れに惹かれましたが、お値段が・・・・・
84,420円でした。coldsweats02

男のヴィトンって感じなのでしょうか?

ページ自体も、おもしろかったので
ウィンドウショッピング?でも楽しいですね。

興味をもたれた方は、是非
     ↓
http://www.berluti.com/index.asp?codeLangue=ja


ルイさん 又、おもしろいことあったら、
教えて下さいね~

投稿: にゃにゃ | 2008年11月14日 (金) 16時49分

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