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2009年6月15日 (月)

6月15日

今日は、随分と私的な日記になるだろう

(ことは、分かっている)


やっぱり、今日は私にとっては特別な日。

そして、何より自分の気持ちを整理したいから

今から何を書くという当てもなく

書き始めるのだから。

(読んで下さる方、ごめんなさい。
 自分のための日記です)

昨日は、叔母の一年忌。

おとといは母の一年忌の法事だった。


そして、今日は母の命日でもある。

(やっぱり、普通の記事を書こうと思ったけど
 私の中にはどうしても、
 重くのしかかって動かない
 部分が心の中にある)




お葬式や四十九日、新盆などを
経験したので、
一回忌の準備は、戸惑いは少なかったが

それでも、ひとりで準備するには、
(やっぱり私のすることだ)
取りこぼしがあった。


父方の親戚を呼ぶのはとても、緊張した。

でも、お葬式の時よりは、
(後に個別に訪問などしたので??)

みなの態度は和らいでいた。



叔母たちは、
多分、私の代になっても
(私の代になったとも、認めたくもないのだろう)

叔母たちにとっては、『実家』

わがままが聞く場所、
何でも好き勝手にいっても許される場所


(父が長男で、妹弟たちにとても甘くしてきた)

という、叔母たちの認識が変わらないから、
私には、辛く思えるのだと思う。


緊張したが、
お葬式などの時より、和やかに
無事一周忌の法要を済ませた。




母の法事の次の日は、
母方の叔母の一周忌だ。


叔母は母のお葬式の日に亡くなった。


いつも、いけないと思っていても
母の法事の時は、
次の段取のことで頭が一杯で、
読経中も上の空になってしまうのだが、

叔母の時は、緊張から解き放たれ、
ついつい、母のことを思って泣いてしまう。


ごめんなさい、叔母さんの法事なのに。
 叔母さんのことでなく、母の事で泣いてごめんなさい。』

と、周囲に見られぬように涙をふく。



でも、当然なのだけど
母方のいとこは、(叔母の子供たち)
兄、姉、妹の3人兄弟で
(もちろん、法事は長兄が取り仕切っている)

妹たちは、私よりひとまわり以上年上なのに、
いつも、気持ちにまかせて、涙を流している。

そんなことですら、わたしにとっては
すごく羨ましい。



母方の親戚は、
小さな頃はあまりつきあいがなかったが
いざ、母が亡くなり、
法事に出席するようになると

とても、心温かい人だった。


母方の親戚(母の兄の親戚、亡くなったのは
母の兄のお嫁さん)は、

おばさん方の親戚のひとも、とても仲良く
みな、いたわりあっている。


母方の叔母の法事にでると、
私はとても癒されると同時に、

何にも感じていなかった心が
ちくちくとうずきだす。


『これは、自分の問題。わかってる。』


父方の叔母たちに言われたことなどが
いつも、頭の中によみがえって
自分を苦しめる


比べたって仕方ない。

わかっているけど・・・・



何故、私は、法事の段取が悪いと
叔母たちに嫌味を言われなければならないのだろう・・・

母方の親戚なら、みな手伝ってくれたり、
かばっいあったりするのに・・・


なんて、くよくよと半日、悲しみにくれていた。



ずっと、鬱々と考えていたので、
ほんのちょっとしたきっかけで、

主人に当たってしまった。

(何しろ、主人も末っ子天然ちゃん。
 わたしにとっては、うらやましい人)



お母さんもお前より仕事、お父さんが大事だ
 あっちへいってろ
 
 って、私を甘えさせてくれなかった。

 お父さんも、モノは買ってくれたけど、
 甘えさせてはくれなかった。
 今は、
 自分が甘えることばっかり言ってる。

 だんなだってそう、いつも自分の事ばっかり言ってる。
 
 誰も私を甘えさせてくれない!



(今になると、書いてて恥ずかしいですね。
 すごく甘ったれなこと言ってますね。)

全然、親戚とは関係ないところで
コンプレックスがあったのかもしれない。
だんなに八つ当たりしてしまった。


だんなは、

『お父さん、お母さんが全然甘えさせてくれなかった
 って、わけじゃないだろう。。。
 俺から見ると、
 何でも買ってもらえて羨ましい面もあるけど。

 ただ、にゃにゃの望む
 甘え方をさせてあげられなかっただけで
 甘えさせてもらっただろう 』


(そんなのわかってる・・・)


『親戚のおばさんたちは、ひどいとは思う。
 だけど、お店の人とか、
 誰かが
 手伝ってくれたから、無事法事が終わったわけだろう


 他に手伝ってくれる人は現れるよ』


(でも、自分でやらなくても、
 まわりが全部やってくれる人もいる・・・)


それは、わたしが、
『ひとりでやる。ひとりで仕切る。』


というオーラを出しているからだという。

自分でやらなくても、済む人は
自然と、周りに面倒をみてやろうって、
人が集まってくるのだという。。。


そんなの嫌だと、思っても
やっぱり、振り返ってみると、
思い当たるかもしれないな。

好き好んで、そんなオーラを出しているわけではないが
やっぱり、

私は、『ひとりでやる』って気持ちが強いんだろうなぁ

と、認めるしかなかった。


小さな頃から、1人っ子で
親は家にいながら、話も出来ず(商売をしていたから)

心配事があっても、相談せず、
ひとりで何でも決めてきた

今更、どうしたらといいのだろう・・・・

結構、これからの自分を揺るがす、
根本的な問題に
気づいてしまった。



もっと、まわりにたよろう

(といっても、ひとりで何でもやっているという
 自信はなし)

何かあったら、なるべく誰かにたよってみよう。
実際には、頼るひとはいなくても、
そんな気分でやってみようかな



という気には、なった。

どんな事にでも、
何かに気がつけるチャンスがあるのだなぁと
思った。





そして、もうひとつ、
とっても重要な大切なことを考えさせられた。



だんなは、
『にゃにゃのお母さんだって、わかってるさ。

 ずっと、甘えさせてあげられなくて悪かったなぁと、
 思ったから、
 お母さんはあんなにがんばって長生きしたんだよ。
 にゃにゃのために生きてたと思うよ。』


って、私が全然思ってもみなかったことを言った。

たしかにだんなは、

『お母さんは、頑張って生きた。
体の全ての力を使い切るまで生きた

とは、いっていたが、
わたしのために

と言ってくれたのは、初めてだった。

母は、呆けてきて、
半年くらいで脳内出血し、
その後6年くらい施設のお世話になった。

最後は入院し、モノも食べずに
1ヶ月以上生きてくれた。




実際、一番世話で大変だったのは、
父なので、
こんなのんきなことを言ってられるのだろうが、

母はボケてからの方が、優しくなった。


ずっと、私の面倒をみてくれなかった母。
(みてくれなかったと思っていた母)

『そして、依怙地でごうじょっぱり、
 絶対に謝らないし、優しい言葉ひとつもかけない』

そんな母を私は、許せなかった。

普通のお母さんのように、
私の好物の料理を作って欲しかった。
家庭科など教えて欲しかった。


でも、
母がどんどん手足の自由が利かなくなってくると共に、
私は、だんだん母を許せるようになっていった。

生きてくれているだけでいいと思っていた。

施設に会いに行くと、
(今思うと、多分精一杯の力で)
にっこり笑ってくれた。

あの笑顔に全ての重いが集約されていたのかなと
思うと、
感謝の気持ちの方が溢れてくる。




言葉を話せなくたって、動けなくたって
母には母の感情があるのだ。


それは、今痴呆の渦中にいる、
父だって同じなのだと思う。


(でも、今は大変でそのことを、

 私自身も忘れそうになる。)



それなのに、叔母たちは、
私の事を心配し?

父を親戚が経営している
施設にずっと預けた方がいいという。



今の施設が、
母の時からお世話になってるし、
父も自分の家を離れたがらないから、
出来る限り、父が大丈夫なうちは、
ディサービスにして、
父の意向を汲みたい、
その先はまた考えると言うと、

(第一、費用は誰が出す??)


父の状態も見ずに、
「施設など入ってしまえばどこでも同じ。」
「家においておいたら、危険だ。」
「○○したら、どうする?」
「表にでていったらどうする?」


(確かにその通りなのだが、
 今の父はまだ大丈夫なのに)

私がとても不安に思っていること

まだ、『おきてもいない状態』が起きた時は、
どうするつもりだ

と、私に返答をせまった。



わたし自身も父の将来を考えると
どうしていいかわからない。

たしかに、未来の不安を考えると、
その全てのことに対応策などあるわけない。

(健全な人でも、それは、同じなのではないか?)


私も母をみているから、
父がこれから先、どんな風になっていくのかは、
分かっている・・・・


それでも、叔母たちに不安を突かれ、
こんなにも、自分が落ち込んでしまうのは


私自身が、何があっても

『父を看ていく』

という、覚悟ができていないからだと思った


いつも、できることなら、
逃げたい、逃げてしまいたいと思っていた。

父の変わっていく姿。
私に対して
感情をむき出しにして、叫んでくる父の相手を
するのは、辛い。。。


でも、仕方ないよね。
子供は私ひとりしかいないんだもの。

だんなのほうが、
俺はお父さんが好きだから』と、
私より一生懸命、父の心配をしてくれるんだもの。


叔母たちのことは、踏み絵だと思うしかないんだ。
もっと、しっかりしなくっちゃいけないんだと

さっき書いたことと反対かもしれないが、
改めて思った。



そう、父にだって、感情はある

父は、ボケてても、わがままいってても
必ず、最後に、

すまないな
お願いします』 と言う言葉をつけるのを

忘れない人だ。

(私にはもちろん言わないが、
 たまに

 『お前も大変だなぁ~』と、言うことはある)


今一番、困る行動は、
寂しさのあまり、電話を掛けまくるところだ


夜は10分おきにかかってくる。


それでも、電話番号を忘れてしまったり、
電話で
『電話番号を教えてくれ』ということもある。




いつも父のところに行くと、
電話の横に、電話番号を書いた紙が置いてある



にゃにゃ   ○○ー○○○○

だんな    090-○○○○ー○○○○


お母さん




って書いてあった。


介護をしていると、辛いことばっかりじゃなく
笑えることもたまには、ある。

そして、胸がきゅーーっとなることも。



お母さん  って記入した父のことを思うと
胸が締め付けられた。


母が亡くなってから、一切母の話はしない父。

そして、人前で泣かなかった父。

私が母の話を振っても、決してその話しの返事はしない。
呆けてからも、決して。


父の中で、どれくらい、認めたくないことなんだろう。

母が亡くなってから、
凍り付いてしまった父の心。




一年に一度でいいから、
母から電話がかかってくればいいのに。


私の分は、我慢して、父が2回、
母と話しても、構わないのに、

母の電話番号は分からない



お父さんが本当に電話をしたいのは、
お母さんなんだろうね。




父の事は、不安でたまらないが、

今日くらいは、優しくできそうな
(何を言われても、怒らないかな・・)
気がする。


1年は長くて、短い。

又、来年の6月15日も、
何か気づくことはあるんだろうか・・・・


来年の6月15日は、泣かないでいたい。




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コメント

にゃにゃさん
いろいろなことが、心を捉えていると思います。
いろいろなことが、日々おきると思います
でも、心が広く優しいご主人
状況を理解している周りの方
が、いらっしゃれば
池に落ちるしずくが静かに広がるように
総てがよい方向に行きますよ

投稿: kagawa | 2009年6月15日 (月) 21時53分

wakariさん、コメントありがとうございます。
どんな時でも、コメントもらえると、うれしいよ。もちろん!!いつでも気にせず、お好きな時に又、コメント下さい。
ちなみに、旧軽に行かなくても、18号沿い
(中軽に向かう)に、浅野屋は2件あります。

今日の『わたし、甘えられないじゃん』って言うのは、
完全に甘えてますね~
恥ずかしいですね~~
自分でとても疲れいて、(わがままいってもいいじゃん)って、自分で分かってて、甘ったれてました。

世の中には色々な境遇な方がいらっしゃって、
私のいうことなんて、ただの甘えだと
よくわかっているのですが、
今日はほんと、自分の気持ちに、正直に
思っていたこと全部書きました。

wakariさんには、wakariさんのご事情があると、思いますが、
それでもいつか、誰でも親を許せる日はやってくる、
許さざるを得ないのだと、思います。
(もちろん、わたしを含めてね)

でも、wakariさんも軽井沢に連れてってくれるご主人をみつけられ、自分の幸せを追求されていて、よかったですね。

私は、最近ちょっとだんなとも、ひと悶着あり
特に、ひとりぼっちだ・・・・と、いじけてしまったけど、
それこそ、これからは、もっとだんなを頼りに、
かわいらしく生きていかなくてはいけないなぁ~と、
wakariさんのコメントを読んで思いました。ありがと。

又、よかったら、お話に来てくださいね。

投稿: にゃにゃ | 2009年6月15日 (月) 23時21分

kagawaさん、こんばんわ。
ありがとうございます。本当にそうですね。

親戚のひと、近所の人。
『状況を分かってくれない人が
何て言っているか・・・』

そればかりに、心を捕らわれて、
気持ちを暗くしていたけど、

中には、きっと私が気がつかないだけで
私の状況を理解してくださり、
見守ってくれる人達もいますよね。

そんな人達に気づく、努力の方に、
これからは、心を砕きたいと思います。

ありがとうございました。

投稿: にゃにゃ | 2009年6月15日 (月) 23時29分

私は14年前に父を亡くしています。
そのせいでしょうか。
私も「しっかりしなくちゃ」が先に立って、甘えることが苦手です。
ひとりでできないこともなさそうなことは、できるだけひとりでやろうとします。
やればできるのに甘えるっていうことが、どうしても上手にできません。
だから、にゃにゃさんの気持ちが少しかも知れないけど、わかります。
自然に周りに助けられる人を見ると、うらやましいですよー。
結婚してからは、だんなに甘えまくってますが(苦笑)、やはり一歩外に出たらしっかりした自分にスイッチしてしまう。その両極端な様子は、自分でもおもしろいくらいです。

私も、にゃにゃさんと同じように、今後も自分が年を重ねていく上での大きな課題ですよ。「人にちゃんと甘える」っていうことが。変な課題ですけどね^^
私の場合は、心から人を信じてないのかなって思うことがありますね。だから甘えられない。うーん。課題です。
でも、それがちゃんとできるようになれば、人生はもっと素敵なものになるなと思います^^

投稿: しばちゃん | 2009年6月16日 (火) 10時27分

しばちゃんさん、こんにちわ。
はじめまして、コメントありがとうございます。

そうですよね、
「甘えられない、自然に甘えられる人はいいなぁ~」

って、多分たくさんの人が思うことですよね。
とくにお姉さんタイプ?の方なんか・・
でも、自分に原因がある。 認めてわかって、
少しずつまわりにお願いするようにしたいですね。

私は、多分変なこだわりがあるんだと思います。
今まで自分の好き勝手にしてきたから、
なんでも、自分の思ったままでないと嫌みたいです。
(他の記事も変なこだわりばっかり書いてますものね~)
でも、やっぱり、周囲の人の助けがないと
何も出来ないのだから、どうしても譲れないこと以外は、
周りの人にどんどんお任せする
柔らかさを持つようにしたいかな。。。


しばちゃんさんは、
甘えられるだんなさんを持ってらしていいですね~
私もたしかにだんなに甘えてるのかもしれないけど、
(まぁ、甘えてますね)
もっと、お兄さんタイプのだんなに
「よし、よし!」ってされたかったです。
うちのだんなは、いつもは、
まるっきり小学生低学年男子です。。。。

投稿: にゃにゃ | 2009年6月16日 (火) 13時25分

にゃにゃさん

ご挨拶もせずにいきなりコメントしてスミマセンでした!!
はじめまして。時々ブログを読ませて頂いて、インテリアとかコーディネイトとか、勉強させて頂いております。
これからもおじゃまさせて頂きますので、よろしくお願いします☆

投稿: しばちゃん | 2009年6月16日 (火) 14時53分

しばちゃんさん、これはこれは、ご丁寧に。。。 
ありがとうございます。

自由にお好きにどうぞどうぞ、
コメント頂けるとうれしいです。

勉強になるかどうかは、疑問ですが、
どうぞこれからもいらしてくださいね。

又、お話いただけると、とてもうれしいで~す。
よろしくお願いします。wink

投稿: にゃにゃ | 2009年6月16日 (火) 18時06分

はじめまして。
よくブログは拝見させていただいていましたが初めてコメントさせていただきました。
私自身も一人っ娘で昨年10月に母を亡くしました。

私は幸い父がすべて段取りをしてくれましたが母の死に立ち会った時から一度も涙を見せない父を見ていて私も泣いてはいけないんだと思ってしまい泣きそびれて今に至ります。

葬儀に際し母方の親戚とひと揉めあり今でも許せず思い出すと悔し涙がでます。
にゃにゃさんの6月15日を読んでなんだか人ごとのように感じられずコメントさせていただきました。

いつも楽しい気持ちにさせていただいてます。
お引っ越しなどのお疲れが出ませんように。
私も母の一周忌がんばります!

投稿: はる | 2009年6月18日 (木) 14時33分

はるさん、こんにちわ。
はじめまして~、コメントありがとうございます。

いつも思うのですが、
(特に初めての方から)コメントを頂くと、
少し躊躇してしまうようなことでも、
思い切って書いてみてよかったなぁと、
個人的なことですが思います。

はるさんもお母様を亡くされたのですね。
ご冥福をお祈りします。

そして、1人っ子。
同じような環境ですね。
1人っ子の良い点もあるとは思いますが、
両親どちらかが欠けると、
少し辛さばかりが目立ってしまいますね。

法事などで、親戚と何かあるのは、
仕方ないことなんでしょうかね・・・?

これからは、法事に嫌な?親戚は、つきものだと思って、
心の準備をし、心強く、対応していこうと、思います。
(なかなか難しいですけどね~)
はるさんも、頑張ってくださいね。

また、お話に来ていただけると、うれしいです~

投稿: にゃにゃ | 2009年6月18日 (木) 21時02分

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